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歴史小説と自分の考え

2020.03.12

自分の名前が坂本龍馬から来ていると聞いた時に、初めて読んだ長編小説で没頭した作品。これを読んで幕末の面白さ、日本の歴史にハマっていく。どの時代でも時世を読める人間は「一度立ち止まり読書する時間を作っている」のかと感銘を受けた。薩長同盟、船中八策、日本初の株式会社まで作った人物に憧れない訳が無い。教科書には書いてませんが、幕末は日本の大革命で、志士たちは革命家。日本人が日本人として意識が芽生えたのもこの時期。

この後は「坂上の雲」に没頭する。今の戦争で騎馬兵なんて考えれらませんが、この時は馬も戦場に出ていたのだから、驚き。富国強兵の道を進み負けなしの快進撃。日清、日露戦争で強い日本に憧れ、この本を読み始めてから少し軍国主義的な発想も自分の中で芽生えていく。(今は全くないですが)当時は影響を受けやすかった。

海外の居た影響でこれ読んだ後、「愛国心ってなんだ」って自分の中でめちゃくちゃ考え始めて色んな歴史書読みました。考えが偏るのは嫌で、両方の考え方を知りたいと思い、靖国神社の本も東條英機の本も読みましたが、結局行き着いた答えは、自分の先祖、ここまで豊に日本をしてくれた日本の祖先への感謝の気持ちが私の愛国心です。

あまり書かない方が良いかもしれませんが、東京には毎年夏に行くので、その時は必ず靖国神社を参拝しています。全ての若い兵士がいるわけではありませんが、私より若くして亡くなった人たちには自分が良い国で生活できていることに感謝をしています。